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シングルマザーのお金事情は?

シングルマザーとして働く女の子にとって気になるのが日々のお金事情ではないでしょうか。
一般的に両親+子1人のひと月の生活費は28.5万円程といわれています。
また、20代の平均月収は20〜27万円程といわれているため、夫婦共働き(もしくは育休中)の家庭の場合には余裕を持って生活を送ることができます。
では、シングルマザーがひと月に必要となるお金は具体的にどの位になるのでしょうか。
それぞれについて見ていきましょう。
生活費
シングルマザーが必要となる生活費には以下の様なものが挙げられます。
- 家賃
- 水道光熱費
- 医療費・保険料
- 通信費
- 日用品費
家賃
シングルマザーが支払う家賃平均は月額2〜3万円程といわれています。
この金額には共益費や管理費なども含まれており、住宅に関する費用の平均額となります。
食費
食費は子どもの人数によって大きく異なりますが、統計局のデータでは平均世帯人員は3.3人となっています。
この世帯数では食費の平均額は5万円前後といわれており、日々の生活を営む上でも避けて通ることができない出費のひとつです。
水道光熱費
水道光熱費の平均額は1.5万円程です。
ただし、夏場や冬場などは2万円前後まで平均額が上昇する傾向にあるほか、地域によっては灯油などの出費が必要となることも考えられます。
医療費・保険料
医療費・保険料の平均月額は1万円前後となるシングルマザーが多い様です。
ただし、この保険料には生命保険料が含まれておらず、あくまでも病気やケガに対する補償がメインとなっています。
そのため、生命保険料を考慮するのであれば月額1.5〜2万円前後が必要となります。
通信費
スマホ代やWi-Fiなどの通信費の平均額は月2万円前後といわれています。
ただし、子どもの人数や年齢、スマートフォンの機種によっては平均額を大きく超える可能性もあるため要注意。
通信費を安く抑えたいのであれば格安SIMなどの利用も検討すべきです。
日用品費
日用品費は1万円前後が平均となりますが、前述した食費やちょっとした出費などと混同されやすい項目となります。
また、ここまでの出費だけで約15万円程となり、シングルマザーには多くの生活費が必要となります。
娯楽費
シングルマザーにとって必要となるのが娯楽費です。
- 子どもと一緒に動物園などに遊びに行くお金
- 友達とご飯を食べに行くお金
- 動画サイトなどのサブスク
- 漫画や書籍などの購入費
こうした出費は1人で子育てに向き合うママにとっては必要不可欠。
シングルマザーだからこそ適度に息抜きをする必要があります。
2人家族の平均的な娯楽費は月2万3,000円程度といわれており、自分へのご褒美としても用意したいものです。
子供にかかるお金
子どもにかかるお金としては、教育費(習い事)、保育料、学資保険などが挙げられます。
教育費
塾や習い事などにかかる費用平均は月額2万円前後となります。
ただし、学資保険もこの平均額に含まれるため、一部は貯蓄に回されていることも考えられます。
保育料
認可施設の平均費用は、東京23区で月額2万5,000円程、1番高い北海道札幌市では約4万円となっています。
ただし、0〜2歳の子どもを持つ住民税非課税世帯、3〜5歳の子どもは保育料の無償化制度なども用意されており、給食費や諸費用のみの負担で済む場合もあります。
シングルマザーがキャバ嬢になると生活は楽?

上記から、シングルマザーのひと月の出費は20万円程になると考えられます。
キャバ嬢の仕事は一般的な仕事と比較しても時給も高く、子どもと一緒にいられる時間も長く確保できることからシングルマザーから高い人気を獲得しています。
では、実際にシングルマザーがキャバ嬢になると本当に生活は裕福になるのでしょうか。
キャバクラのお給料
キャバクラの平均時給は3,000円〜5,000円程となり、お店によっては1万円を超えることもあります。
1日5時間×週5日×時給3,000円として計算すると月収30万円となるため、20代の平均月収を上回ることとなります。
そして、キャバ嬢は夜間に働くため、日中の時間帯は子どもと過ごす時間も確保できます。
時給がアップすればその分使えるお金も増えるため、子どもと一緒にお出かけしたり習い事にも行かせることも可能です。
キャバクラで働く事の出費
キャバクラでのお仕事は高収入を得られますが、キャバ嬢ならではの出費もあります。
キャバ嬢は見た目が命のお仕事のため日々の美容代がかかることはもちろん、ドレスやお客様へのプレゼント代が必要となることもあります。
また、同業者との付き合いで急に飲みに行かなければならないこともあり、その場合には延長保育料が別途かかることも考えられます。
キャバ嬢は思わぬ出費が必要になることもあるため、余裕を持って日々のやりくりをしたいものです。
夜間保育園料
夜間保育に子どもを預けるのであれば夜間保育料が加算されます。
認可保育園であれば費用負担は軽減されますが、夜間子どもを預かってもらえる保育園はあまりなく、多くの場合で認可外保育園を利用することとなります。
また、キャバクラは週末にお客様の来店が増えますが、土日が休みの保育園も多く休日保育を利用する場合には別途お金が必要になるケースもあります。
託児所付きのキャバクラで働けば夜間保育園料なども安く抑えられるため、お店選びの際のポイントとすることをおすすめします。
楽になるけど大変な事もある!

シングルマザーが1人で生活費を稼いで子どもを養うためには多くの苦労が伴います。
子どもとの時間も欲しい、そして、生活を蔑ろにしたくないという女の子にはキャバ嬢の仕事がおすすめです。
一方で、キャバクラで働く場合には美容代やドレス代、お客様へのプレゼント代などが必要となります。
また、同業者との付き合いでの飲み代や夜間保育料なども別途必要になることもあるため注意が必要です。
そして、キャバ嬢は短時間で高収入を得られるため生活が楽になることもありますが、生涯にわたって続けられる仕事ではありません。
合間を縫って資格を取る、キャバ嬢としての接客技術を活かして転職することも視野に入れてみてくださいね。