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そもそも同伴とアフターとは

キャバクラでのキャストの役割は、お客様をお店で接客するだけではありません。
店外で営業活動をしてお店にお客様を呼びこむのもお仕事のひとつです。
その営業活動にあたるのが「同伴」と「アフター」になります。
ではひとつひとつチェックしていきましょう。
キャバクラの同伴とは
同伴の正式な呼び方は「同伴出勤」です。
お店のオープン前に特定のお客様と店外で会い、食事や買い物をするなどして一緒にお店に出勤します。
キャストがお客様を1名、開店時早々連れてくることになりますね。
キャバクラのオープン時はお客様がまばらな状態なので、たった1名でもお客様がやってくると店内は一気に明るくなります。
お客様を連れてきたキャストにはその営業努力に対して報奨金が支払われますが、金額は約2,000~5,000円くらいです。
キャバクラのアフターとは
キャバクラが営業を終えると、キャストはすぐに自宅に帰る・・・と思っていませんか?
じつはキャストのなかには、お店のクローズ後にお客様と個人的に食事をすることもあるんです。
完全に営業外の仕事なので手当は1円もつきません。
それにお店が手配してくれる車で自宅まで送ってもらうこともできないので、タクシー代を自腹で払うこともあります。
そこまでしてお客様とお付き合いするのは、やはり1名でも多くの常連客を作りたいから。
でもその努力が100%実るわけではないのが悩ましいところです。
シングルマザーは同伴やアフターに行けない場合がある

シングルマザーには家庭があります。
小さなお子さんがいると1分1秒でも長く自宅にいたいですし、仕事が終わったらマッハの速度で帰りたいです。
子供のご飯を作ったり身の回りの世話をするなど、できるだけ子供のそばにいてあげたい・・・。
仕事だけに打ちこめる環境ではないだけに、シングルマザーが同伴やアフターを避けたい心理をお店の方も理解してくれています。
でもお客様にとって、目の前にいるキャストがシングルマザーかどうか一発で見抜くことはできません。
だからアフターに誘われることも多いのです。
シングルマザーの同伴やアフターの断り方

なかなか営業活動に時間を使えないシングルマザー。
ところが断り方に棘があるとお客様を傷つけてしまい、二度と指名してくれないことも。
できるだけ穏便に、お客様のプライドを傷つけることなく断りたいですよね。
以下のような断り方がよさそうです。
お昼も仕事をしていることにする
昼間にOLなどの仕事をしていることにすれば、案外素直に引いてくれます。

と言えば「大丈夫だよ~、アフターに行こうよ」と無理に押しきるお客様はそうそういません。
もちろん中には「そんなこと関係ないよ。仕事休んじゃいなよ」なんて強引にアフターに行かせようとするお客様もいますが、そういうときは困った顔や悲しそうな顔をします。
「すごく困ります」と言えば、まず大丈夫。
女の子との雰囲気を悪くしてまでアフターに行きたくないですからね。
「もう少し仲良くなってから」と流す
アフターは、ある程度仲良くなったお客様でなければお付き合いできないもの。
初めて一緒にお酒を飲んだお客様から突然お誘いされたら


と笑顔でさらりと流しましょう。
本当に気に入ってくれた方なら、何度も指名して仲良くなろうとしてきます。
もしその一言で簡単に引き下がるようなら最初からアフター目当てのお客様です。
子供がいることを正直に話す

独身女性を演じている場合は使えない手ですが、自分に子供がいることを正直に打ち明けるのはかなり効果的な対策です。
「子供がいるからアフターに行けない、早く家に帰りたい」というキャスト側の理由がわかれば無理に誘うお客様はいません。
「昼職がある・門限がある」など嘘をつくわけではないので心理的には楽です。
最初から「子供がいます」と宣言しておけば、お客様からのお誘いはかなり減ります。
ただ恋愛目的のお客様は去っていく可能性大です。
そこは割り切りが必要ですね。
まとめ
- キャバクラには同伴やアフターなどの営業活動がある
- シングルマザーは店外での営業活動がしにくいしできないことも多い
- アフターの断り方は複数あるが、お店でどんなキャラを演じているかで使い分ける